成年後見(保佐・補助)に関する手続き
1.成年後見とは
認知症や知的障害により判断力がない方に代わって、成年後見人という裁判所に選任された人(親族や司法書士など)が主に財産の管理などを行う制度です。
具体的には以下のようなお悩みをお持ちの方に利用していただく制度です。
認知症の親を悪質商法から守りたい!
知的障がいのある子供の将来が心配・・・
自分が将来、判断能力が衰えた後のことを考えて、今のうちから信頼のおける後見人を選んでおきたい(⇒任意後見制度の利用)。
親が最近物忘れがひどくなり、買い物をするにも支障が出るようになった。
認知症の父が所有している不動産を売却して入院費に充てたい。
寝たきりの父の世話をしているが、他の兄弟から財産管理の面で疑われている。
老夫婦のみで暮らしているが、生活が困難になったときに子供たちには面倒をかけたくない。
等々・・・